空調の音や声量のばらつきが気になって、会議のたびにマイクの調整をしている人は多いはずです。オーディオテクニカの AT2020USB-XP は、そうした手間をマイク側で肩代わりすることを狙ったUSBコンデンサーマイクです。

ここでは、AV Watch の発表記事とメーカー公式の情報を照らし合わせ、メリットとデメリットを両方整理します(2026年10月26日確認)。

AT2020USB-XP の仕様

項目内容
発売日2023年6月16日
指向性単一指向性
接続USB Type-C
DAC/変換最大192kHz/24bit対応のDACを搭載(発表記事の記載)
寸法・重量52×142mm(直径×高さ)、約375g
ノイズリダクション内蔵DSP、3段階とOFFを選択
AGCオートゲインコントロール(ONで前面LEDが点灯、80Hzのハイパスフィルター)
ヘッドホン出力ボリューム付き、遅延なしでモニター
付属品スタンド、ポップフィルター(AT8175)、変換ネジ、ケーブル、変換アダプタ

ショックマウント(AT8455)は別売りです。価格はオープンプライスで、発表時の直販価格は23,980円とされています。

メリット・デメリット

メリット

  • ノイズリダクションを内蔵。 空調音やPCファンなどの定常的な騒音を、DSPで3段階から選んで低減できます。

  • AGCで声量が安定する。 話し声の大小に関わらず出力レベルを揃えるため、会議中のゲイン調整が減ります。

  • ポップフィルターが付属。 破裂音の対策が最初から手元にあります。

  • ミュートが見て分かる。 タッチセンサーで操作し、LEDの色で収音状態が分かります。

  • ミキサーダイヤル。 マイクとPC音源のバランスを手元で変えられます。

デメリット

  • 価格が上がる。 兄弟機の AT2020USB-X に機能を足した位置づけで、予算に余裕が要ります。

  • ノイズ低減は万能ではない。 低減できるのは空調やファンのような定常的な騒音が中心で、人の話し声や不規則な物音は別問題です。

  • コンデンサー型の特性は変わらない。 部屋の反響や生活音を拾いやすい点は同じです。

  • 打鍵音対策は別売り。 ショックマウントは付属せず、タイピングしながら話すなら追加購入を考えます。

  • AGCは声の個性にも影響しうる。 抑揚を出したい配信や歌では、自動調整が好みに合わないことがあります。使い分けは本体の設定でできる範囲を確認してください。

どんな人に向くか

向いているのは、毎日の会議で調整の手間を減らしたい人です。音響処理をしていない部屋で使うなら、ダイナミックマイクという選択肢も比較に入れてください。違いはダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違いで整理しています。

振動対策はマイク用ショックマウントの選び方、USBマイク全体の比較はWeb会議向けUSBマイクが参考になります。

おすすめ製品の比較

製品名特徴こんな人向け
Audio-Technica AT2020USB-XPノイズリダクション3段階、AGC、ポップフィルター付属部屋の音と声量差を機能で補いたい人
Audio-Technica AT2020USB-X96kHz/24bit、手元のミキサー操作静かな部屋で価格を抑えたい人

1. Audio-Technica AT2020USB-XP

購入前に確認したい点は次のとおりです。

1. 騒音の種類。 空調やファンが主なら、ノイズ低減の効果を期待しやすい
2. 声量のばらつき。 会議で声の大小が出るなら、AGCが助けになる
3. 予算。 ノイズ低減とAGCが不要なら、AT2020USB-X でも足りる

価格は変動します。最新の価格と在庫は下のリンクから Amazon で確認してください。

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下位機との比較

機能を絞って価格を抑えるなら、AT2020USB-X のレビューも確認してください。

まとめ

AT2020USB-XP は、ノイズリダクションとAGCを内蔵し、会議の調整の手間を減らしてくれるUSBコンデンサーマイクです。弱点は、価格が高めなことと、コンデンサー型ゆえに部屋の音を拾いやすいことです。

毎日使い、環境音と声量差に悩んでいる人には有力な候補です。静かな部屋で十分なら下位機も検討してください。価格は店舗や時期で変わるため、購入前に最新の情報を確認してください。

※ 仕様はAV Watchの発表記事とメーカー公式の情報にもとづきます。製品の仕様や価格は変更されることがあります。

出典

  • AV Watch AT2020USB-XP 発表記事(2023年6月・確認日 2026-10-26)

  • オーディオテクニカ公式 AT2020USB-X 製品ページ(確認日 2026-10-26)

  • PHILE WEB AT2020USB-X レビュー記事(2025年11月23日付・確認日 2026-10-26)