写真の明るさ調整、動画のタイムライン送り、ブラシサイズの変更。マウスとキーボードだけで細かい調整を続けていると、手首にも集中力にも負担がかかります。
ロジクール MX Creative Console は、ディスプレイキー付きの「キーパッド」と、ダイヤルを備えた「ダイヤルパッド」の2台をセットにした作業効率化デバイスです。2024年10月24日に発売されました。ここではロジクールの製品ページ・サポートページと、国内のレビュー記事の記載を突き合わせて、デメリットを先に整理します(2026年10月21日確認)。
MX Creative Console の仕様
| 項目 | キーパッド | ダイヤルパッド |
|---|---|---|
| 操作部 | ディスプレイキー9個、ページング・ボタン2個 | ダイヤル、ローラー、カスタマイズ可能なボタン4個 |
| 接続 | USB-C to C ケーブルで有線接続(約1.5m・付属) | Bluetooth |
| 電源 | PCからUSB給電 | 単4形電池2本(付属)、最大18か月(メーカー公称) |
| サイズ | 77.9×91.7×25.5mm | 93.7×92.1×33.8mm |
| 重さ | 96g | 128g |
- キーパッドは、アプリごとに最大15ページ、最大135の機能を割り当てられる(ロジクール製品ページ)
- 設定には専用アプリ「Logi Options+」が必要。入れない場合はごく基本的な操作しか使えない
- 推奨環境は Windows 10以降(ARM 64プロセッサ搭載のWindowsは非対応)、macOS 13以降。iPadなどのタブレットは非対応
- 付属品はキーパッド用スタンド、USB-Cケーブル、単4電池2本。Adobe Creative Cloudの3か月分の特典が付く
メリット・デメリット
メリット
- ダイヤルとローラーがあるので、明るさや音量、タイムラインのような連続した調整をしやすい
- キーにアイコンが表示されるため、割り当てた機能を見て確認できる
- Photoshop、Premiere Pro、Lightroom などのAdobe系アプリのほか、Zoom や Figma 向けのプラグインも用意されている
- 対応アプリがインストールされていれば自動で認識し、プラグインを入れられるとレビューで紹介されている
- ダイヤルパッドは電池式で、最大18か月使えるとメーカーが案内している
デメリット
- 2台構成で机の場所を取る。 キーパッドとダイヤルパッドを別々に置くため、狭い机では配置に悩む
- キーパッドは有線のみ。 付属ケーブルはUSB-C to Cで、PC側にUSB-Cがない場合は工夫が要る。サポートページはバスパワー式USBハブではなく、PC本体かセルフパワーのハブにつなぐよう推奨している
- 初期設定の手順が多い。 レビューでは、2台それぞれで案内やプラグイン導入を進める必要があったと書かれている
- フォルダ機能がない。 Stream Deck のようにフォルダで機能を増やせず、奥のページへ行くには何度もページ送りが必要だと指摘されている
- ダイヤルに割り当てる機能によっては、回転が滑らかすぎて操作しにくいというレビューもある
どんな人に向くか
向いているのは、写真・動画編集やデザインで、細かい数値調整を繰り返す人です。ダイヤルとローラーでの連続操作と、キーでのショートカット実行を1セットでそろえられます。
向かないのは、机が狭い人、PCにUSB-Cポートがない人、設定に時間をかけたくない人です。会議のミュートやアプリ起動など、ボタンを押すだけの定型操作が中心なら、ダイヤルのない製品でも十分です。
似た製品との比較
| 製品名 | 特徴 | こんな人向け |
|---|---|---|
| ロジクール MX Creative Console | キー9個+ダイヤル・ローラーの2台構成 | 編集作業で連続調整が多い人 |
| Elgato Stream Deck MK.2 | 液晶キー15個、ダイヤルなし | ボタンで定型操作をまとめたい人 |
Stream Deck MK.2 の詳しい評価はElgato Stream Deck MK.2のレビューにまとめています。左手デバイス全般は左手デバイスのおすすめも参考になります。
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選び方のポイント
1. ダイヤル操作が必要か決める。 連続調整が多いなら MX Creative Console、押すだけなら Stream Deck も候補
2. PCのUSBポートを確認する。 キーパッドはUSB-C有線。USB-Aしかないなら変換を用意する
3. OSを確認する。 Windows 10以降(ARM版は非対応)、macOS 13以降が推奨環境
4. 置き場所を測る。 2台を手元に並べる場所があるか、先に確かめる
まとめ
ロジクール MX Creative Console は、キーとダイヤルの両方で編集作業を効率化したい人向けのセットです。ダイヤルとローラーで連続調整ができるのは大きな強みですが、2台構成で場所を取ること、キーパッドが有線のみであること、初期設定に手間がかかることは先に知っておきたい点です。
まずはよく使うアプリ1つに絞って、プラグインの初期設定から使い始めると迷いにくくなります。価格・在庫は変動するため、最新の情報はAmazonの商品ページでご確認ください。
※ 仕様はメーカー公式ページ・サポートページとレビュー記事の記載にもとづきます。製品の仕様や価格は変更されることがあるため、購入前に最新の情報をご確認ください。
出典
- ロジクール「MX Creative Console」製品ページ 確認日 2026-10-21
- ロジクール サポート「電源と充電 - MX Creative Console」「システム要件と互換性 - MX Creative Console」 確認日 2026-10-21
- DIME「ロジクール MX Creative Console」発表記事 確認日 2026-10-21
- GIGAZINE「MX Creative Console」接続・設定レビュー 確認日 2026-10-21
- ライフハッカー・ジャパン「MX Creative Console」レビュー 確認日 2026-10-21