仕事用のノートPC、私用のデスクトップ、タブレット。複数の機器を1つのマウスで使い回したい人に向けたロジクールのロングセラーが M720 Triathlon(トライアスロン)です。
ここでは、発売時の発表記事(GDM、週刊アスキー)とロジクール公式の製品ページ、海外のレビューを突き合わせ、メリットとデメリットを両方整理します(2026年10月28日確認)。国内では2016年9月に発売されたモデルです。
M720 Triathlon の仕様(発売時の情報)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 接続 | Unifying USBレシーバー、Bluetooth Smart |
| マルチデバイス | 最大3台、側面の Easy-Switch ボタンで切り替え |
| 電源 | 単三形乾電池1本(電源スイッチ付き) |
| 電池寿命 | 最大24か月(メーカー公称) |
| ボタン | 8ボタン(親指の下にジェスチャー用の隠しボタン) |
| ホイール | 高速スクロールとクリック感のあるスクロールを切り替え、チルトで横スクロール |
| センサー解像度 | 1,000dpi |
| サイズ | 約74×115×45mm |
| 持ち手 | 右手専用 |
メリット・デメリット
メリット
- 3台をボタン1つで切り替えられる。 側面の Easy-Switch ボタンで、PC・Mac・タブレットなど最大3台の接続先を切り替えられます。
- 接続方式を選べる。 USBレシーバーと Bluetooth の両方に対応し、Bluetooth のないデスクトップでも、USB端子の少ないノートでも使えます。
- 電池が長持ち。 単三電池1本で最大24か月とされ、電源スイッチで持ち歩き時の消耗も抑えられます。
- ホイールが使い分けられる。 長い資料は高速スクロール、細かい操作はクリック感のあるモード、と切り替えられます。
- ボタンの耐久性。 メーカーはボタンが1,000万回のクリックに耐える設計としています。
デメリット
- 充電式ではない。 乾電池式なので、予備の電池を用意する必要があります。充電式に慣れた人には不便に感じられます。
- 右手専用。 左利きの人や、左右で持ち替えたい人には向きません。
- 隠しボタンの誤操作。 親指の下にあるジェスチャーボタンを意図せず押してしまうという指摘があります。
- 切り替えボタンは割り当て変更ができない。 Easy-Switch ボタンを別の機能に変えられないという声があります。
- レシーバーが旧規格。 付属は Unifying レシーバーで、最近のロジクール製品が採用する Logi Bolt とは互換がありません。
- センサーは標準的。 1,000dpiで、高解像度の大型モニターを複数並べる環境ではポインターの移動量が物足りないことがあります。
どんな人に向くか
向いているのは、仕事用と私用など2〜3台の機器を1つのマウスで使い回したい人です。逆に、充電式で高解像度センサーを求める人は上位モデルのほうが合います。
上位の多機能モデルはロジクール MX Master 3S のレビュー、同じく電池式で静音の候補はロジクール Signature M650 のレビュー、持ち運び重視ならロジクール MX Anywhere 3S のレビューが参考になります。電池式と充電式の違いはマウスの充電式と乾電池式の違い、レシーバーの違いはLogi Bolt と Unifying の違いにまとめています。
おすすめ製品の比較
| 製品名 | 特徴 | こんな人向け |
|---|---|---|
| ロジクール M720 Triathlon | 3台切替、単三電池1本、USBレシーバーと Bluetooth | 複数機器を安く使い回したい人 |
| ロジクール MX Master 3S | 充電式、静音クリック、高解像度センサー | 高機能を求める人 |
| ロジクール Signature M650 | 静音クリック、単三電池、サイズ展開あり | 静かさを重視する人 |
1. ロジクール M720 Triathlon
購入前に確認したい点は次のとおりです。
1. 使う機器の数。 切り替えたい機器が3台以内か確かめる
2. 接続方式。 Bluetooth のない機器は付属の Unifying レシーバーを使う(Logi Bolt 対応機器とは共有できない)
3. 利き手。 右手専用の形状である
4. 電池の運用。 予備の単三電池を用意できるか考える
価格は変動します。最新の価格と在庫は下のリンクから Amazon で確認してください。
まとめ
ロジクール M720 Triathlon は、3台の機器を切り替えられ、USBレシーバーと Bluetooth の両方に対応する電池式の無線マウスです。電池の持ちとホイールの使い分けが強みです。
弱点は、充電式でないこと、右手専用であること、隠しボタンを誤って押しやすいこと、レシーバーが Unifying であることです。複数機器を1つのマウスで扱いたい人には合いやすく、充電式や高解像度を求める人には上位モデルが無難です。仕様や価格は時期によって変わるため、購入前に最新の情報を確認してください。
※ 仕様は発売時の発表記事とメーカーの製品ページにもとづきます。製品の仕様や価格は変更されることがあります。
出典
- GDM M720 トライアスロン 発表記事(2016年9月)(確認日 2026-10-28)
- 週刊アスキー M720 Triathlon 発表記事(2016年9月)(確認日 2026-10-28)
- ロジクール(Logitech)公式 M720 Triathlon 製品ページ(確認日 2026-10-28)
- ShopSavvy M720 Triathlon レビュー要約(確認日 2026-10-28)