在宅ワークのモニターは、気づくと指紋とホコリで白く曇っています。手近な除菌ウェットティッシュで拭きたくなりますが、これは避けたほうがよい行為です。理由と、代わりに何を使うかを整理します。
なぜ一般的な除菌ウェットティッシュを使わないほうがよいか
市販の除菌ウェットティッシュの多くはエタノール(アルコール)を含みます。液晶パネルやノートPCの画面には、反射防止コートや指紋防止コートが施されていることがあり、アルコールはこれを劣化させる可能性があります。一度ムラになったコートは元に戻りません。
そのため、画面掃除には「ノンアルコール」と明示された液晶用の製品を使うのが安全側の選択です。これは高価な製品を勧めているのではなく、単に成分が違うという話です。
エレコム 液晶用ウェットクリーニングティッシュ(WC-DPシリーズ)
エレコム公式の製品ページによると、このシリーズはノンアルコールタイプの液晶用ウェットクリーニングティッシュです。主成分は精製水、界面活性剤、防腐剤で、材質は超極細分割繊維です。
公式が挙げている特徴は次のとおりです。
* 3層構造の超極細分割繊維配合不織布を使用し、汚れを拭き取ってティッシュの中層に閉じ込める
* 帯電防止効果により、拭き取り後のホコリの再付着を軽減する
* 水滴による拭き跡が残りにくいよう、液量を抑えた仕様になっている
* 万が一乾いてしまった場合は、ドライクロスとして使える
* 液晶画面、ノートパソコンの画面、スマートフォン・タブレット画面のホコリや指紋の汚れ落としに使える
価格はオープン価格です(メーカー希望小売価格が設定されていません)。実売価格は販売店ごとに変わります。
入り数のラインアップ
同じ中身で入り数と容器が違うため、使い方に合わせて選べます。エレコム公式に掲載されている型番は次のとおりです。
* WC-DP150B … ボトル150枚入(デスクに据え置く大容量)
* WC-DP110B … ボトル110枚入
* WC-DP80B … ボトル80枚入
* WC-DP50B … ボトル50枚入
* WC-DP15H … ハンディ15枚入(持ち歩き用)
* WC-DP20LH … 大判厚手20枚入
* WC-DP160BSP / WC-DP120BSP / WC-DP90BSP … 詰め替え用
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デメリットと注意点
* 乾く: ボトルタイプは開閉の頻度が低いと乾きます。150枚を使い切る前に乾かす人は、50枚や80枚のボトルにしたほうが無駄になりません(乾いてもドライクロスとしては使えます)。
* オープン価格である: 定価が無いため、実売価格を容量で割って比べる必要があります。詰め替え用のほうが1枚あたりは安くなるのが普通です。
* 強い汚れは1枚では落ちない: 皮脂が厚く付いた画面は複数枚使うことになります。
* 画面以外への使用は想定が違う: これは液晶用の製品です。キーボードや机の除菌が目的なら、別の製品を選んだほうが目的に合います。
実際の手順
1. 電源を切る。画面が暗いほうが汚れが見えます。発熱している画面を拭くと拭き跡が残りやすくなります。
2. 先に乾いた状態でホコリを払う。粒の大きいホコリを乗せたまま拭くと、それが研磨剤になって細かい傷が入ります。エアダスターかドライクロスで先に落とします。
3. ティッシュを画面に直接当てて、力を入れずに一方向へ拭く。往復させると拭き跡が出やすくなります。
4. 液晶パネルは押さない。強く押すと表示ムラの原因になります。
5. 枠やスタンドは最後に拭く。ホコリが多い部分を先に拭くと、画面へ移ります。
併用したいもの
画面掃除だけを目的にするなら、乾いた状態でのホコリ落としと組み合わせるのが効率的です。エアダスターやクリーニングクロスを併用すると、ウェットティッシュの消費が減ります。液体タイプのクリーニングリキッドとクロスのセット(型番 CK-DP100SET など)もあり、こちらは使う量を自分で調整できます。
まとめ
画面掃除で押さえるべき点は1つだけです。「ノンアルコールの液晶用を使う」。これさえ守れば、あとは入り数と容器の好みの問題です。据え置きならボトルの大容量、持ち歩くならハンディ、コストを下げたいなら詰め替え用を選びます。
価格は変動します。購入前にAmazonの商品ページで最新の価格と入り数を確認してください。